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Jアラートを批判してる場合か、もっと危機意識を

先日、北朝鮮が日本の沖に向かってミサイルを発射した。それに伴い、Jアラートが北日本の広範囲で鳴り響いたというが、それに対してなぜ不満があるのか。

 

Jアラートがなっても逃げる場所がない・時間がない

だからなんだ。与えられた時間を使い、できる限りの努力をするべきだ。建物の中に入るか、遮蔽物の陰に隠れれば良い。とにかく最善の策を見つけ、それを実行に移す。それだけで生存率があがるのが分からないのか。

あなたがいるその真上が爆心地だったら仕方がない。どこに逃げても結果はあまり変わらないだろう。残念ながら運が悪かったということだ。ただ、それが「Jアラートを鳴らしても意味がない」という理由にはならない。逃げる場所がないということも同様、意味がないという理由にはなり得ない。それが他の人の命を救う可能性が少しでもあるならば、積極的に鳴らすべきだ。

Jアラートはどちらかというと、爆心地から少し離れた人にとっての方が重要だ。衝撃波から身を守ったり、飛んでくる破片から身を守るには警告が必要だ。例えば、爆発時に、窓際にいるのと、布団に潜っていたのでは、怪我のリスクは断然に違う。これが何分あればできるだろうか。これだけだったら4分あれば十分すぎる。その短い時間でも、命を守れる可能性のある人が大勢いることを知ってほしい。

「もし広野で散歩していたらどうするのか」という意見をツイッターで見かけたが、どうしようもない。どこまで自己中心的な意見なんだ。Jアラートはその人のためだけにあるわけではない。命を守れる可能性を高められる大勢の人に向けて発信されている。

 

政府は全て把握していたのになぜ警報を鳴らしたのか

本当に全て把握しているわけがない。ミサイルが完璧でなかったら、部品が落ちて来たら、途中で空中爆発が起きたら、日本に落ちてくる可能性は十分あるだろう。

なぜそんな単純なことが分からないのか。

「わざと危機感を煽った」という意見があるが、危機感を持たない方がおかしいのが分からないのか。可能性が少しでもあるなら、市民に警告しなければならない。死んでからでは遅い。

 

まとめ

Jアラートは万人に意味があるわけではない。ただ、1人でもJアラートがあることによって助かるならば、鳴らす意味は大きい。

今回の状況において、Jアラートを鳴らしたことを批判するのは全くの論外。平和ボケしてる場合ではないことを認識すべきだ。

日本の風潮はおかしい。私は現在海外にいるが、私の先生は真っ先に日本にいる家族のことを気にかけてくれた。日本人より外国人の方が危機意識が大きい。もっと危機感を持ってもいいだろう。